バイナリーでは逆張りが主流になっています。
それは「勝ちやすいから」と言われています。
しかし、逆張りをする中で、
「引いたラインに対して逆張りするとラインを抜ける方向に相場が進んでしまった・・・」
という悩みありませんか?
その解決の糸口、きっかけになる方法を紹介しようと思います。
これを身につけることによって、
・逆張りの勝率が改善する
・他の方法でも逆張りが上手くなる
という可能性を秘めています!
それでは実際に考えていきましょう!
目次
1.逆張りに強い相場の考え方
皆さんは逆張りについて深く考えたことはありますか?
たいていの場合はこのような賭け方をしてしまいませんか?
↓↓
・ストキャスが80以上、RSIが70以上のときにボリバン+2シグマを陽線がブレイクしたらlowに賭ける。
・大きく相場を見た時に最高値、最安値でラインを引いて、そこにロウソク足が到達したときに逆張りする。
・何度も反発してそうなところでラインを引き、そのラインにロウソク足が到達したときに逆張りする。
でもよく考えてみると、これらのやり方ってネットや本に載っていますよね?
ということはみんなこれをマネしてやっているわけです!
ポイント
大衆は楽観的で単純なやり方を好む
トレードって9割負け組、1割勝ち組の世界ですよね?
その1割の人たちは普通の人とは違うことをやっているわけです。
それなのに、ネットや本に載っているそのままのやり方が通用するわけないですよね?
ポイント
普通の人と同じやり方ではダメ
ということは、大衆が間違いやすいポイント、あまり意識しないポイントが勝率高いということになりますね!!
そして、そのポイントで逆張りすると自分の賭けた方向に相場が動きやすくなりますね。
2.レンジ相場で逆張りに強いポイントの見つけ方
レンジ相場で逆張りについて考えるときに、大衆があまり意識しないポイントを探していくのですが、まずは逆に大衆がよく狙うレンジ相場の形を考えてから消去法で絞る方が分かりやすいかもしれませんね。
その前にレンジ相場って細かく見るとどのようなものがあるのか見ていこう!
・ボックス相場
・Y波動
・ペナント(P波動)
大体この3つになると思います!
この中で大衆が最もよく使うものはどれだろう~?
私はよく負けている方の相談にのっているので、よくどんな賭け方していますか?と聞く機会が多いです。
その中で一番良く聞くやり方は
「何回も反発しているところでラインを引いて、そのラインにロウソク足が到達したときに逆張りする」
です!
このやり方で上記の3つの中に当てはまるものがあります。
それは「ボックス相場」です。
そう!大衆はボックス相場をよく狙っているのです!(私調べ)
インジケータをメインにやっている人も、インジケータの特性上ボックス相場を狙っていることが多いのです。
他にエントリー根拠があるときは話は別ですが、単純にボックス相場で逆張りすることだけを考えると勝率は低いのです!
注意
安易な考えでボックス相場の逆張りをするのは勝ちにくい!
ボックス以外のY波動やペナントはどうでしょうか?
皆さんで積極的にY波動やペナントを使っている人っていますか??
相談を受けるときでもそれらを使っているという人はあまり聞いたことがないし、周りを見ても使っているのは普段勝っていそうな人が使ってるなーとしか思いません。
なので、Y波動やペナントは穴場になりやすいです。
Y波動の方は賭ける人は少なく、非常に難しいので「ペナント」の方が狙う価値が高いように思われます!
3.ペナントとは?
簡単に言うと相場が広い状態から狭い状態に移ることです。
最終的に狭くなっていくのでレンジ相場の区分になります。
ペナントの形は暗記するより、定義を覚えておくと忘れません!
【ペナントの定義】
高値切り下げ、安値切り上げ
図1.ペナント図
図1のように高値切り下げ、安値切り上げが起こり、それぞれトレンドラインを引いて綺麗に収まるものがペナントとして機能します。
トレンドラインを引くのが特徴的ですね!
ボックス相場は長方形に収まっているで、逆張りが成功しやすく、ペナント相場は三角形なので逆張りしにくいイメージがありますね。
これが「大衆心理」ですよね。
思っていることと実際に起こることは、相場の中では「逆」になりやすいですよね!
だからこそペナントの方が逆張りのタイミングを間違えなければ、逆張りで止まる可能性を秘めています。
ポイント
ペナントは意外と逆張りの穴場!
4.実際にペナントを上手く利用して逆張りを狙っていこう!
実際に例を見ていこうと思います!
解説はこちら↓
動画でもありますように、MTF分析(5分足→1分足)で行っています。
*MTF分析とは・・・簡潔にいうと、上位足から下位足の順に相場を分析していくこと。基本的には上位足はエントリー根拠を探す、下位足では賭けるタイミングを図るというのが一般的だ!
なぜMTF分析かというと、ペナントは騙しが多く決済や損切り量が少なめ。
そのために、逆張りするときのへこみも少しになりやすいのです。
そのへこみ期間を長くし、余裕を持たせたいのでMTF分析にするというわけなのです。
そのおかげで余裕のあるエントリーができます。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ペナントをこのような考え方でやっている人はほとんどいないと思います。
基本的にペナントは「エントリー根拠ではなく、賭けるタイミング」として使うことの方が主流だと私は思います!(トレード上手い人ほどそうですよね!)
ですが、今回のような考えでやる人はほとんどいないからこそ、逆にこのような考え方でやるのも面白いと思います。
このような考え方でやると、他にもやり方はい~っぱいあります!
しかし、やり方は増えても根にある考え方は全て同じ!
・大衆が意識しない、あまりやらないポイントを狙おう!
・大衆がやることを把握して、それに対して戦略を立てて大衆を利用して勝とう!
今回はこの2つのうち前者(レンジver)を説明しました(トレンドverもあるよ)が、後者の方はもっと激熱です!!
前者に慣れたら後者も勉強していきましょう!
そうすれば桁違いの勝率も夢ではありません!!
今回の内容が「大衆とは違う目線」で勝率UPに貢献できると幸いです。